デザイン会社の社員が伝える10の事(後編)

デザイン
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この記事は

の続きです。

では後編いってみよう!

 

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学生に伝えたい5つのポイント⑥〜⑩

⑥ SNSで話題の物をチェックしよう

SNSはつい意味もなく眺めがちですよね。
意識して活用する場合、最新の話題の情報を発信してくれる人がいるので情報収集にとても便利です。
(もちろんすべてが正しい情報とは限りませんが…)

今世界でどんな物が流行っているのか等、自分が興味がある事の他にも掘り下げて読んでいくと新しい発見があるのもいい所です。
トレンドは毎日変わります。
SNSはニュース欄が設けられていることが多いので、一覧をチェックするだけでも有益な情報が見つかるかもしれません。

 

⑦ 機会があるなら海外旅行に行ってみよう

若いうちに学校の行事などで海外旅行に行く機会があれば、ぜひ行ってください。
外の世界を知るのは、とっても大事な事です。
もしかしたらそこで人生を変えるものに出会えるかもしれません。

私は行かなかったことをめちゃくちゃ後悔しています!!

どうしても言語の壁や治安など不安に思うこともありますが。。

社会人になり働き始めると、なかなかそんな時間は取れません。。
まとまった時間のとれる学生のうちがチャンスです!
しかも先生が引率してくれるという安心感の元楽しめるので、お金はかかりますがいい経験になると思います。

日本との違いを意識しながら周りを観察しましょう!
その際は美術館や歴史的建造物はぜひチェックすることを強くおすすめします!

 

⑧ デザイナーの仕事はブラック?

ずばりホワイトな企業は少ないです。この業界。

次に書きますが、デザインは相手有りきなので作って修正して修正して修正してようやく出来上がるような、
そんな相手の望むデザインに仕上げていくのがデザイナーのお仕事です。
どうしても締切に追われる事もあるし残業、徹夜(たまにですが!)もあります。

それでも、出来上がった物を見ると改めてデザイナーはすごいなと思いますし、
何よりクライアントや上司から褒めてもらった時などは誇らしい気持ちになります!

配色や文字間、行間の揃え方も綺麗だしどうやってこんな加工にしてるんだ…?
とまじまじと見たくなるようなデザインを間近で見れるのは、本当にとても楽しいです!

 

まぁ、残業・徹夜での修正作業はとても精神にきますが…。

 

⑨ デザイナーは相手有りきのお仕事

例えばイラストが好きなので、それを活かしたいんだ!という人。
デザインを目指す人には多いと思います。

確かに「イラストレーター」や「漫画家(アシスタント含む)」という職もありますが、
基本的にデザイナーは相手有りきのお仕事ですので、自由にデザイン出来るかと言われればそうとは言えません。
自分のイラストの腕を評価してもらえるなどするなら話はまた別ですが…

基本的には相手がどんなデザインを希望しているのかをヒアリングをした上で
こういうのはどうでしょうか、と提案する形になります。
ここで相手の意向を完全に無視して自由に作るのはNGです!

 

「私はこんなイラストが描けます!見てください!」
というのはアーティスト寄りなのかなぁと思ったり。。

 

もちろん絶対に無理、ということではないですよ!

デザインに自分のイラストを活かしたいという人は求められているデザインに合った絵柄を身につけましょう!

クライアントや業務内容にもよりますが、
Illustratorを使って絵を描けるのは強みになります!

 

⑩ 将来が不安なんですけど!という人に

ここまでいろいろと書きましたが、学生の若いパワーがあれば漠然と突き進んで大丈夫です。
大人になると出来ない理由を探し出しますから!
私もとりあえずやってみっか〜という適当さから、あれよあれよという間に現在まできました。

身も蓋もない事をいえば、専門学校、大学に行けばとりあえずデザイン業界には就職できます。
でもどの職場にも言える事かもですが、やっぱり楽しい事もあればキツい事もあります。
前編にも少し書きましたが色んなデザイナーのなり方や道があるので
デザイナーになりたいんだ!という意思があれば、誰だってなれます。

 

ここまで書いておいてなんですが、私はデザイン会社に勤務していますがデザイナーじゃないです!
直接デザインをしなくても関われる仕事もあるんですよ。
もちろん、IllustratorやPhotoshopなどのソフトは必須ですけれど。

 

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私がデザイン会社に就職するまで

私の場合はこんな感じでデザインの道へ進みました

(読まなくても大丈夫なのでちっちゃく書いときます!(笑))

小学生・・・漫画「魔法陣グルグル」と出会い魔法陣に魅了され、お絵かき大好きになる
高校生・・・なんとなく就職したくなくてグラフィック系の専門学校に行く
専門生・・・先生方のおかげで軽い気持ちからちゃんと「デザイナー」を目指しお勉強
社会人・・・一社目の面接で採用 そのままなんだかんだ10年目

魔法陣グルグルって知ってますか!!!笑
最近の若い子は知らないみたいでジェネレーションギャップを感じています…。

とても面白いんですよ。そして絵がかわいい。基本的にギャグ漫画です。
絵が好きになったのもこの作品がきっかけなので、全巻持っています!
古本屋とか漫画喫茶とかでもし見かけたらぜひぜひ見てみてください。おすすめ!

少々脱線しましたが、漫画がきっかけで専門学校に行く事になり軽い気持ちから勉強をちゃんとし始めました。
あと大人になった今だからこそ言いたいんですが。。

学生の皆さん、授業はちゃんと聞きましょう。卒業後は教科書ちゃんと持って帰りましょう。
大金出して勉強してるんだからね!くれぐれも授業中に脱出ゲームとかしないようにね!!!
おじちゃん(?)とのお約束だよ!!!

あと私の学生の頃のイメージって、デザインに関わる人はみんなデザイナーって
イメージだったんですが、IllustratorやPhotoshopが使えるけど、デザイナーじゃないって
人もいます。ここは働き出さないと分からないと思いますが、1つの会社なので
ちゃんと一人ひとりに合った役割分担をして会社は成り立っています。
デザインする人、企画書作る人、データを印刷会社に納品する人等など。。

・・・
ちょっと脱線してしまいましたが、こんな感じでデザイン業界へ足を踏み入れました。

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最後に

思ったより長くなりました!笑
完全に個人の見解ですが、進路に迷っている学生の皆さんのお役に立てば嬉しいです。

まぁ例えセンスが絶望的でも(それはそれでどこかで武器になり得るかもなので)
「デザイン」に対する知識や技術があれば、その人に見合った仕事はいくらでもあるんですよ。

 

デザイン会社おもしろいですよ!
個性つよつよ〜な人ばかりだし
クライアントの職場をしょっちゅう爆破してやりたいと願ったりしているし

それでもやっぱり楽しいと思える瞬間がたくさんあるので、私も続けられているような気がします!

学生の皆さん、若さを武器に頑張っていきましょう!!

 

 

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